2018年8月9日に鹿児島市内で意思決定支援公開事例検討会を行いました。
生事例で生検討会だったので、検討メンバー(協議会理事)はドキドキでスリル満点だったと思います。でもさすが福祉業界スペシャリストでした。意思決定支援のガイドラインに沿ったシートの流れで、本質に迫っていく検討ができました。
地域包括ケアシステムのイメージ図「植木鉢」のお皿に「本人の選択」が入りました。認知症になっても失語症になっても寝たきりの方であっても意思を形成し、表明し、実現する権利があります。それを支援することが、その方の人生を全うすることにつながると感じています。本人の生き方と同じ方向を向けば、心が重なるのを感じます。終戦の日に、戦中戦後をどのように生きてこられたのかを考えると、支援の本来の意味に立ち戻る重要性を感じます。
病院の看護師さんや地域包括支援センターや行政の方々と一緒にグループホーム協議会のメンバーも参加した活発なグループワークで、多職種で現課題を振り返りることもできました。
この試みを何年か続けていきたいと思っています。皆様、スリル満点の検討メンバーとして参加されませんか?またお知らせしますね。
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